こんにちは🐢です。
お金の授業では初心者向けに投資やお金に役立つ内容をお伝えしています。
🐢もまだまだ初学者ですが一緒に勉強して賢くお金を増やしていければと思います。
ちなみに前回の記事はこちらです。
本日はリバランスを取り上げてみます。
先日アンケートを取ったら55%がリバランスをしているという結果になりました。n数が少ない可能性もありますが、思ったよりみなさんリバランスしてるんですね🌟
⚡️速報⚡️
— Cr.タートル🐢人生を豊かにする投資術 (@TurtleToushi) 2021年10月8日
みなさん、リバランスの結果が出ました❗️ご協力いただきありがとうございました😊
この結果からすると、リバランスしてない人が40%ですが、何かしらしている人が合計で55%もいました。みなさんリバランスやってるんですね🌟
その他ってどんな感じなんでしょうね🤔#タートル通信 https://t.co/yx9carf13G pic.twitter.com/xPj1pSLaVf
資産形成期は基本的に放ったらかしで将来取り崩すと考えている人が多いと思いますが、リバランスは必要なのでしょうか。
リバランスとは
まずリバランスについて説明します。
長期で投資をする場合、何らかの配分でお金を投じると思います。この配分のことをポートフォリオと呼びます。
自分の決めたポートフォリオで資金を投じ、時間が経つと株価などが変動しますよね。
この時に儲かる部分もあればマイナスになるところも出てきます。
この乖離がある程度出てきたときにリバランスというものを行います。
例えばA社を50万円(1万円で50株)とM社を50万円(2万5千円で20株)を買っていたとします。ポートフォリオを図で表すと下のようになります。
時間が経過し、A社が1万2千円、M社が2万3千円になってしまいました。
この時ポートフォリオ全体は60万円と46万円で106万円になりました。
これをグラフで表すとこんな感じです。
全体としては6万円のプラスですが、内訳ではA社がプラスでB社がマイナスですね。
理想的にはA社もM社も同じように伸びていけば良いのですが、時にはA社だけがいい場合も起き得ますよね。
ただしM社もいつかは良くなると思って買ってると思います。(もしくはリスクヘッジとして買っている)
ということはM社は今は良くないだけで将来的に良くなると思えば、今は割安であるということです。
よって、元の比率に近づけるためにリバランスというものをやります。
(もしこれまで何も考えずに買ってたという場合は下の記事を見ながら投資戦略やポートフォリオを考えてみましょう)
リバランスのやり方
リバランスをする場合、次の2通りのやり方があります。
①儲かっているところを売却して、儲かっていないものを買い足すことでバランスを取り直す。
②儲かっていないところを買い足すことでバランスを取り直す。
プロの意見では②で対応したほうが良いとのことです。ただしお金が潤沢にあればという前提になります。
かなり巨額の資産になった場合は①も併用するのが良いのかもしれません。
またリバランスのタイミングについても①定期的に実施する場合と②特定の資産の評価額が多くなった場合にやる方法がありますが、こちらもプロの意見では定期的の方が楽との意見です。ここは好みの問題なのでどちらでもいいでしょう。
ちなみに日経スタイルにリバランスをした場合としなかった場合でどちらが結果としてリターンが良かったのかをシミュレーションした記事がありますが、リバランスした方が良い結果になっているようです。同時にリバランスで売却を行う場合は税金が発生するので注意が必要とも書いており、詳細は記事をご覧ください。
引用元:日経スタイル - リバランスで9%も成績アップ 投信の分散投資
先の例で行くとA社とM社がそれぞれ60万と46万になったので5:5に戻すためには、
①A社の株を7万円を売ってM社の株を7万円分買い足すか、
②M社を14万円買い足せば
5:5になります。
手元に14万円あれば②が税金も発生せずにバランスも取れるのでその方が良さそうですね。
これで、めでたくポートフォリオが理想の形に戻りました👏
今回は単純化のために2つの株でしたが、通常は複数の株式だったり、株以外の資産も含めたポートフォリオを組まれていると思います。
その場合はリバランスの計算も複雑になりますので、🐢の金融資産ダッシュボードExcelテンプレートもご活用を検討ください🌟(※①の方法のみサポートしています)
さいごに
ここまで読んでいただきありがとうございます。
もしよろしければ下のボタンをポチっていただけると嬉しいです😃
Twitterでも人生が豊かになる情報を発信していますので是非交流しましょう❗️